


梅雨から初夏にかけて雨の多い季節。
雨音も楽しんで、そんな状況でも笑顔で過ごす心の余裕を保ちたいもの。自然からの豊かな恵みをいただきながら、大切な人たちと過ごす温かな時間。ナチュラルでリラックスした時間となるように丁寧に準備をします。
スタイリングは、ナチュラル&リラックス感を出すために決めすぎず、キャンドルの位置やリボンの長さなどもランダムにして、クロス類もあえてくしゃっとおきます。
<スタイリングメモ>






スタイリング memo!
- @テーマカラーのブルーが清楚になり過ぎないように、ナチュラルにアレンジします。
- Aゴールドの小物を使ってナチュラルな中にもウェディングらしい高級感を出します。グラスはクリアーとブルーの2色使いで清涼感のある楽しさを演出します。
- B透け感のあるテーブルクロスは、「くしゃっと」させてリュクスな雰囲気に。
- Cナプキンに添える布には、私たちが大切にしている言葉をペンでカリグラフィー風に書いて、詩的な空気感を作ります。
- Dテーブルのフラワーアレンジは、クラッチブーケスタイルに。今日の楽しい思い出とともに持ち帰ってもらいます。
- Eリラックス感のあるウェディングに似合う自然の恵みをふんだんに使ったフードを用意します。ウェディングケーキは、飾らないナチュラルな雰囲気が今どきの「ネイキッドケーキ」で。
<編集後記>
今回のテーマは6月を目前にウエディングです。上品で華やか、それでいて堅苦しくない良い意味の“ゆるさ”がテーブル全体を包みました。ナチュラルな雰囲気もたっぷりで、心通い合う大切な人とくつろいで過ごせそうなウエディングスタイルです。個人的に感激したのは、オーガンジーのテーブルクロスをくしゃくしゃっとして中央に掛けたところです!こんな使い方もいいですね。それと、カリグラフィーの布とともに添えた結んだテーブルナプキンも素敵です。その他、ブーケ(それとリボンも)のつくり方、フードやケーキの雰囲気、小物雑貨の配し方など、一つひとつがとても洗練されていて感銘を受けました。リュクスでリラックス感のあるテーブルスタイリングのご参考に是非。(@コーディネーター出牛)

<スタイリストのご紹介>左から
ディレクター:清水美由紀
フォトグラファーとしてライフスタイルに纏わる雑誌・書籍・広告を手掛ける。日本を中心にヨーロッパ、アメリカなど世界各国に撮影に行く機会も多く、暮らしのあれこれが興味の対象。テーブルウェアスタイリスト®でもある。
フードスタイリスト:森上裕子
(社)テーブルウェアスタイリスト連合会九州校代表として、TEAやフードスタイリングの講座を開催。全国展開する料理教室に12年半勤務。九州エリアのCS業務と講師育成業務を担当。現在は、食のセレクトショップにて商品選定やプライベートブランドのレシピ開発も担当している。
スタイリングアシスタント:橋之口優佳
ピアノやフランス留学経験から海外の感性に幼少の頃から興味を持つ。それを活かしていく事を決意した時に出逢った、TWSAで空間装飾に携わりながら現在学んでいる。
テーブル中央のプレートスタンドに飾った「ネイキッドケーキ」の作り方は、<こちらから→★>